初めての方へ

施設写真

一時的な慰安ではなく、病を根本から本格的に治療します。

 当院では痛み、症状のある部分周辺にハリをさすだけの、表面的な治療はしておりません。問診、脈診、舌診、腹診などから患者さんそれぞれの現在の病態を的確に判断し、病の深部、臓腑の失調、臓腑どうしで作り上げているバランスの崩れを治し、病を根本から治療します。これを東洋医学では五臓論による治療と言います。これにはある程度の通院が必要になります。また一時的でも今すぐ症状を楽にすることも大切ですので、即効性のある治療と根本的な原因に対する治療を同時に行います。そのため鍼灸治療のみですが、初診で1時間半位、2診以降で約1時間位の治療時間が掛かります

 

鍼灸治療は民間療法ではなく医学であり学問です

 鍼灸治療は民間療法ではなく医学であり学問です。現在ではアメリカ、ドイツを初めとする世界中の大学、研究施設で研究され、治療に取り組まれています。また鍼灸発祥の地である中国では多くの大学、専門施設が有り、国が多額の予算を割き、大学、研究施設が切磋琢磨しながら研究しています。当院では日本の伝統的鍼灸治療と中国の古典と最新の研究によるアカデミックな鍼灸治療、双方と現代科学を照らし合わせ、現代の鍼灸治療の粋を提供出来るよう日々研究し続けています。

 

体質を改善し根本的に治すには一定期間の通院が必要です

 病を根本から治し体質を改善するには理想は基本的に週1回の通院を一定期間続けることが必要となります。週1回の通院はどうしても無理だが、なんとかしたいという患者さんには自宅で自分で出来るお灸の仕方と取穴(ツボの取り方)の指導をいたします。時間はかかりますが、自分でするお灸により症状が改善した患者さんもたくさんおられます。

 

大切なのは患者様の健康の体を取り戻したいという気持ち。


 毎年糖尿病で1万人以上(平成23年では1万4664人)の方が亡くなられています。この内の大多数が食生活の改善、簡単な運動の継続で防げた人々です。病を治すのに 一番必要なのは患者さんの治りたいという思いなのです。 手軽な方法では結局それ相応のものしか手に入りません。当院のホームページを訪問された患者様は病能から抜け出す、成功の道に一歩踏み入れているのだと思います。ぜひ当院とともに 健康な身体を取り戻し、充実した生活を手にして下さい。 患者様が健康な身体を取り戻し、充実した生活を手にいれられる御手伝いが出来れば当院としてそれ以上のものはありません。

 

 


平日20時(火曜21時) 土曜15時 日曜13時迄受付  

 御予約・御相談  03-3988-8221

 



院内設備

 

消毒がしやすいのでアジダスのサンダルをスリッパ代わりにしています。履き替えてお入り下さい。

 

HITACHI製の空気清浄・除湿・加湿機です。治療院では結構大切な設備です。

 

個室タイプになっていますので落ち着いて問診で話が出来、治療が受けられます。

 

オームパルサーです。疾病によって使うことも有ります。

主に使っている使い捨てのハリです。太さ、メーカーを患者さんの体質、場所などにより使い分けています。my取り置きバリも有料ですが御用意できます。

 

鍼灸治療専用の患者衣です。はり灸用に治療部分にチャックやマジックテープが付いています。大量に用意しておりますので御自由な格好でいらして下さい。


 

院長来歴

 私の母は若い頃からぞくに自律神経失調症と呼ばれる症状に悩まされ、年頃になってからは母が鍼灸院に通っていることや、漢方薬(和漢)の第一人者である寺澤捷年*先生と友人だった為、漢方薬を服用しているのを目の当たりにしてきました。また私自身も寺澤先生にアトピーを治していただきました。母の父親、弟は医者で医者の知り合いも多いのですが、そのようなことから、幼少から現代医学が万能でないこと、東洋医学の確かな効果を実感してきました。幼少のころは全く気にしていなかったのですが、歳をとるにつれ母親がいかに自分と違い、体の弱い、体調を崩しやすい人間かということを理解し始めました。回りに優秀な西洋医、漢方医はいたのですが鍼灸師は一人もいませんでした。正直言いまして、当時、鍼灸に対して「気味が悪い・あやしい・おっかない」と「医学の最大のミステリー」というイメージがありました。だからこそ他人には任せることに不安はずっと感じており、もともと重要な事は自分でやらないと気がすまない性格でしたので,自然な流れで鍼灸師になろうと決めました。

 私は昭和鍼灸の父と言われる柳谷素霊*の設立した東洋鍼灸専門学校で学びました。そのため最初に日本の古典(中国の)を元にした伝統的鍼灸治療を学びました。私は鍼灸の可能性を追求したいという思いがありましたので在学中から鍼灸、漢方薬の発祥の地である中国の鍼灸治療に興味を持ち、学校を卒業後、多くの論文、著書を出して、北里大学の要望で来日されていた(後に日本に帰化)呉澤森*先生のもとで本場中国の鍼灸治療を学びました。中国では多くの大学が有り、国が多額の予算を割き大学どうし切磋琢磨し研究をしており、日本よりアカデミックであり、数千年続いてきた学問である事を強く感じ、感銘を受けました。また寺澤先生の紹介により千葉大学・柏の葉診療所にて臨床見学させていただきました。同じ師のもとでも医者それぞれ違った考え方をし、違った漢方薬の使い方をしているのには興味深いものがありました。また寺澤先生の著書を読み和漢診療学独自の証の立て方、立てるために作られたシステムには大きな衝撃をうけ、物事の多面性を知らされました。大変ユニークで示唆に富んでおり今読み返しても新鮮なイマジネーションが沸いきます。

 開業は豊島区、練馬区で出張専門から始めました寝たきり状態の人が中心で開業当初から凄まじい病歴を持った患者さんばかりで、おかげさまで大病には免疫がつきました。2008年より大塚にて開業しました。出張時代と常設院では来院される患者さんも大きく違い,新しく学ぶことも日々有りました。途中、大塚駅の北口から南口に移転し現在に至っています。人間の人生の最盛期、薬害に侵されながらも90歳まで生きこられた御老人、友人の親の終焉、不妊に悩み苦しむ御夫婦など多くの患者さんを診てきました。戸惑いながらも自分の仕事の重みと人体の奥深さ、患者さんの心理の難しさを学ぶ毎日です。

 兄は新生児集中治療室で医師をしています。祖父、叔父、従兄弟は眼科医です。4人それぞれ全く違ったタイプの医療人です。医者もそれぞれ違った考え持ち、鍼灸師もそれぞれ違った考えを持ちます。そして患者様もそれぞれ違った考え方を持ち、様々な病を持ち来院されます。ですが医療、治療の中心は常に目の前の患者さんです。医療の研究が進み、鍼灸、漢方薬により多くの病が治るようになりましたが、それでも治らない難病が有るのも事実です。東洋医学では人体は小宇宙だと考えていますが、人類が知っている事は未だ一部に過ぎないのかもしれません。私は当院に来院された患者様が、当院を選んで良かったと思って頂けるよう、治療効果の向上を絶えず心がけ、日々精進していきたいと思います。



寺澤捷年:和漢診療学の創設者、元富山医科薬科大学副学長・付属病院長、元富山医科薬科大学大学院学究研究科教授、千葉大学大学院医学研究院和漢診療学講座創設

柳谷素霊:東洋鍼灸専門学校創設者、詳細はこちらへ

呉澤森:中国上海中医薬大学院卒業、元WHO上海国際針灸養成センター講師、元上海針灸経絡研究所研究員・主任医師、1988年北里大学東洋医学研究所の招待で来日、厚生大臣指定講習会専任講師、日本中国医学開発研究院院長・主席教授



機器写真

プロフィール

亀井 拓哉

1978年生まれ 

東洋鍼灸専門学校卒業 小滝橋整形外科勤務 呉迎上海第一鍼灸治療院にて臨床研修

趣味:格闘技、楽器演奏、映画鑑賞

座右の銘:備えあれば、憂いなし

厚生労働大臣認定はり師きゅう師国家免許証 

日本不妊カウンセリング学会会員